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心の中みたいに真っ白な病院
朝井 リョウ / 僕は魔法が使えない「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:63% 作品を確認(amazon)
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白色(白い)
頭の中が真っ白・茫然自失
病院
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前後の文章を含んだ引用
......が流れて、父さんの事故死を知らされた。俺はその日を最後に、着信メロディを変えた。 電話を受けたその場で混乱してしまった俺を見て、友達は病院までついてきてくれた。心の中みたいに真っ白な病院で、母さんは泣いていて、俺は立ち尽くしてしまって、友達は俺の背中をずっとずっと撫でてくれていた。 撫でられている分だけある背中は、父さんの背中よりもずっとずっと......
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(大切な人が音信不通になり原因が自分の言動かもという不安で)体の中の何かが欠落して、そのあとを埋めるものもないまま、それは単純な空洞として放置されていた。体は不自然に軽く、音はうつろに響いた。
村上春樹 / ノルウェイの森 amazon
時計の刻むような音が頭の中でする。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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夕日みたいな、鮮やかなオレンジ色
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
目がチカチカする。寝起きで見るには、ずいぶんと目に優しくない配色だ。
川村 元気 / 世界から猫が消えたなら amazon
「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
目の前にかかっていた霧が晴れ、視界が明るくなってきた
金沢 優「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」に収録 amazon
ずっと考えつづけて、夜も碌に眠らない程
宮本百合子 / 伸子
わたしは自分を引き戻すように、紅茶の最後の一口を飲み干した。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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酒庫へ入った。そこは一杯飲み屋になっていて、テーブルも酒樽、椅子も小型の酒樽だった。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
港では船がはいって来たのか、自動車がしっきりなしに店の前を走って行く。
林芙美子 / 新版 放浪記
「病院」カテゴリからランダム5
(広めの個室の病室)部屋の中は、トイレもお風呂もついていて、簡単なソファセットもあり、堅苦しいベッドがある以外は、ワンルームマンションのようだ。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
(病院は)まるで大きな墓みたいだ。
椎名 麟三 / 永遠なる序章 amazon
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