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まるでビフテキかオムレツでも取扱うような無関心さで、皿の中の脳髄をクルリと宙返りさせます
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:47% 作品を確認(青空文庫)
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興味がない・無関心
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前後の文章を含んだ引用
......を使いながら硝子 の皿の上に取出しますと、そこで同博士一流の念入りな調査をこころみるか、それとも標本にして取っておくのか……と思われましたが、これが又案に相違して、まるでビフテキかオムレツでも取扱うような無関心さで、皿の中の脳髄をクルリと宙返りさせますと、そのまま旧 の空洞に納めまして、頭蓋骨を冠せて、皮と髪毛をクルリと蔽 うて、針と糸を迅速に捌 き働かせつつ、粗 っぽく縫い合せてしまいました。 ……これは意外であ......
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ポケットへ手をつっ込んで拍手なんかどうでもいいというようにのそのそみんなの間を歩きまわって
宮沢賢治 / セロ弾きのゴーシュ
「そうなの?」とあまり興味なさそうに娘は言った。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
私は私のかつての楽園を、昔の女を見るような無関心で 眺めた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
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少女のように敏感な魂
有島武郎 / 生まれいずる悩み
あなたは今まで裁判官席という風上から、下々で起こる事件をまさに他人事として裁いていた。ところが今度、急に風向きが変わって自分のところに火の粉が降りかかってきたものだから、びっくりして慌てふためいているわけです
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
水道の水をひねって水を飲むのと同じくらい簡単なこと
村上春樹 / ノルウェイの森 amazon
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