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腰の左手を上へ挙げて、額に翳している右の腕に添 え、眩 しくないよう眼庇 しを深くして
岡本かの子 / 渾沌未分 ページ位置:5% 作品を確認(青空文庫)
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まぶしい・まぶしさ
(まぶしくて)手をかざす
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前後の文章を含んだ引用
......押し寄せるように見えて、一々は動かない。そして、うるさいほど肩 の数を聳 かしている高層建築と大工場。灼熱 した塵埃 の空に幾百 筋も赫 く爛 れ込んでいる煙突 の煙 。 小初は腰の左手を上へ挙げて、額に翳している右の腕に添 え、眩 しくないよう眼庇 しを深くして、今更 のように文化の燎原 に立ち昇 る晩夏の陽炎 を見入って、深い溜息 をした。 父の水泳場は父祖の代から隅田川 岸に在った。それが都会の新文化の発展に追除 けられ追除けら......
単語の意味
左手(ひだりて)
腰(こし)
左手・・・1.左の手。 ⇔ 右手(みぎて)。
2.左の方向。左側。
2.左の方向。左側。
腰・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
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