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白浪が、遠近の距離感を外れて、ざーっざーっと鳴る
岡本かの子 / 金魚撩乱 ページ位置:44% 作品を確認(青空文庫)
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波の音・潮騒
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前後の文章を含んだ引用
......の身体は左へ横向きにずった。そして傾いたボートの船縁ふなべりからすれすれに、蒼冥そうめいれた宵色の湖面が覗かれた。宵色の中に当って平沙の渚に、夜になるほど再び捲き起るらしい白浪が、遠近の距離感を外れて、ざーっざーっと鳴る音と共に、復一のめてまたねむりに入る意識の手前になり先になりして、明暗の界のも一つの仲間の世界に復一を置く。すると、復一の朦朧とした乾板色の意識が向うの宵色なの......
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