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スピーカーは町中の屋外にも設置されているから、放送は山々に反響して輪唱のように重なっていく。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:3% 作品を確認(amazon)
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こだま・やまびこ・反響する
町内放送
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前後の文章を含んだ引用
......だ。『糸守町から、朝のお知らせです』 スピーカーから流れる言葉は、いともりまち・から・あさの・おしらせです、と文節を区切って、ゆっくりゆっくりと読み上げられる。スピーカーは町中の屋外にも設置されているから、放送は山々に反響して輪唱のように重なっていく。 毎日朝夕二回、かかさず町中に流される防災無線放送だ。町内のどの家にも必ず受信器があって、運動会の日程だとか雪かき当番の連絡とか、昨日は誰が産まれたとか今日は誰......
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こだま・やまびこ・反響するの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ボールと泡立て器を取り出し、ホイップクリームを泡立てる。 その時のカシャカシャいう音は、ひっそりした売場に隅から隅まで響きわたるので、いつもわたしは恥ずかしい思いをする。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
どこからか材木を叩く音が――もともと高くもない音らしかったが、町の空へ「カーン、カーン」と反響した。
梶井基次郎 / 城のある町にて
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町内放送の表現・描写・類語(外の設備・工作物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
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脳天をトンカチで叩くような感じの音楽
干刈 あがた / ゆっくり東京女子マラソン amazon
いろいろの雑音……がすべて彼の睡い耳に溶け合って、さながら子守唄のように聞かれた。
相馬 泰三 / 六月 amazon
「外の設備・工作物」カテゴリからランダム5
エレベーターで下りる瞬間の、小便がもれそうになる、くすぐったい不快さ
小林 多喜二 / 蟹工船・党生活者 amazon
銀色の針金が顔に絡みついたような眼鏡
村田 沙耶香「コンビニ人間」に収録 amazon
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