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堤が一髪を横たえたように見える。
岡本かの子 / 東海道五十三次 ページ位置:65% 作品を確認(青空文庫)
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土手・堤防
遠くに見える・遠ざかる
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前後の文章を含んだ引用
......いる家を尋ねて、それを写生したりして、大井川の堤に出た。見晴らす広漠とした河原に石と砂との無限の展望。初夏の明るい陽射しも消し尽せぬ人間の憂愁の数々に思われる。堤が一髪を横たえたように見える。ここで名代なのは朝顔眼あきの松で、二本になっている。私たちはその夜、島田から汽車で東京へ帰った。 結婚後も主人は度々 東海道へ出向いた中に私も二度ほど連れて行って......
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望遠鏡を反対からのぞき込んでいる時のように、いろんなものがずっと遠くに感じられた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
皆、指を揃へた程に、小さく見えた。
芥川龍之介 / 芋粥
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その終わりは、くらくらするくらい遠くに見えた。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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連山の襞(ひだ)に、夕日が絵のように美しく光線を漲らす
田山 花袋 / 田舎教師 amazon
暑さによどみ、がっくり肩を落とした木造の家並み
安部 公房 / 第四間氷期 amazon
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