ガムでも嚙みながら喋っているような、異様に粘っこい声
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 ページ位置:30% 作品を確認(amazon)
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湿った声・粘つく声
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前後の文章を含んだ引用
......だった。「何だ?」 悠木が目をやると、田沢は背後に顔を向けた。釣られて見た悠木は身を固くした。 鷲鼻に口髭。販売局長の伊東が立っていた。「ちょっといいかなあ」 ガムでも嚙みながら喋っているような、異様に粘っこい声。「何でしょう?」 悠木は警戒感を込めて訊いた。「いやね、今日は締め切りのほうはどうなるのかなあと思ってさあ」「今夜は延長せず、通常通りの降版になると思いますが......
単語の意味
異様(いよう)
異様・・・様子が普通とは変わっているさま。他とあまりに違っていて、変に思われるさま。
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宿題から解放されたようなすっきりとした声
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
「ちゃん付けすんなよー」としかめっ面をしていたけれど、高い声で言われても全然迫力がなかった。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
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