山菜の味、おいしさを伝える表現・描写(山菜のカテゴリ)の一覧 ランダム5
刺毛のある皮をむき、あっさり油でいためた緑色のアイコ(ミヤマイラクサ)の味は、ちょっと枝豆の香りがして、さわやかな初夏の味
管野 邦夫 / 山菜手帖 (1977年) amazon
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三月ともなると、ウドの出盛りである。早春の山菜らしい特有の芳香があり、淡白で、そこはかとない甘味を感じさせる。日本人だけに理解されるわが国独特の野菜である。野菜としてのウドは、野生種の山ウドを採取して栽培したにすぎないが、いつまでも山菜らしい香りが残っている。新芽どきの山ウドはかれんだが、日がたつにつれて茎はたくましく伸び、まさしくウドの大木のように役に立たないしろものに化してしまう。
草川 俊 / 野菜・山菜博物事典 amazon
筍がまるで、地球のふき出ものみたいにむらがり出る
水上 勉 / 土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 amazon
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