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岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:94% 作品を確認(青空文庫)
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嬉しさによる体の反応、リアクション
体が小刻みに震える
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前後の文章を含んだ引用
......があさん」 と呼ぶ。それは永遠の昔に夢の中で聞いたような覚えもする。未来永遠に聴ける約束の声であるような気もする。そしていまそれを肉声で現実に聴くのだ。 かの女は身慄 いが出るほど嬉 しくなる。 だが、このむす子はなぜこう大きくなってまで、「おかあさん」とちゃんといわないで、子供のときのまま「おがあさん」と濁って呼ぶのであろう。 「おまえさんが子供のとき......
単語の意味
慄く・戦く(おののく)
慄く・戦く・・・寒さや恐怖などで体が震える。わななく。
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嬉しさによる体の反応、リアクションの表現・描写(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
喜びがこみ上げ、デパートへの道をとぶように歩いた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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体が小刻みに震えるの表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
コーヒーカップを皿に戻そうとして、彼女は自分の手が、目で見てはわからないほど微かに震えている音を聞いた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
びしょ濡れの犬みたいに、激しく身震いをして
安部 公房 / 他人の顔 amazon
自制ができないほどふるえていた。
有島武郎 / 或る女
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唾液を飲み込むと小さく喉が鳴る。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
まるで嵐が来るような雲行きの怪しさを感じている。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
有島武郎 / 或る女
夜明けの寒気が彼の全身を感覚のない石のようにかたまらせていた。
坂口 安吾 / 白痴 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
男は明るみを背にしてだんだん闇のなかへはいって行ってしまった。
梶井基次郎 / 闇の絵巻
体を鰕(えび)のように曲げて
森 鴎外 / ヰタ・セクスアリス amazon
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