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ササササと日がかげる。風景の顔色が見る見る変わってゆく。
梶井基次郎 / 城のある町にて ページ位置:18% 作品を確認(青空文庫)
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曇り空・曇天
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前後の文章を含んだ引用
......海からあがって来た風は軽便の煙を陸の方へ、その走る方へ吹きなびける。  見ていると煙のようではなくて、煙の形を逆に固定したまま玩具の汽車が走っているようである。  ササササと日がかげる。風景の顔色が見る見る変わってゆく。  遠く海岸に沿って斜に入り込んだ入江が見えた。――峻はこの城跡へ登るたび、幾度となくその入江を見るのが癖になっていた。  海岸にしては大きい立木が所どころ繁ってい......
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風景(ふうけい)
顔色(かおいろ・がんしょく)
風景・・・自然の景色。目の前に広がる眺め。その場の情景。
顔色・・・1.顔の表面の色。血色。
2.気持ちを反映した顔のようす。顔つきにあらわれる感情や気持ち。顔つき。機嫌。
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