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罪を知らない十六七の乙女 の目のように無邪気
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:4% 作品を確認(青空文庫)
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純粋な目・きれいな瞳
無垢・純粋な表情
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前後の文章を含んだ引用
......ラソルとを膝 に引きつけながら、たった一人その部屋 の中にいるもののように鷹揚 に構えていた。偶然顔を見合わせても、葉子は張りのあるその目を無邪気に(ほんとうにそれは罪を知らない十六七の乙女 の目のように無邪気だった)大きく見開いて相手の視線をはにかみもせず迎えるばかりだった。先方の人たちの年齢がどのくらいで容貌 がどんなふうだなどという事も葉子は少しも注意してはいなか......
単語の意味
無邪気(むじゃき)
無邪気・・・素直で悪気がなくかわいらしいさま。偽りやたくらみがなく心が綺麗なさま。
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(眼は)何の疑いをも持っていない澄んだ色をしている。
岡本かの子 / 巴里祭
童顔の丸い目にまだ濁りのない幼さの残った不器用な響きがある
連城 三紀彦 / 棚の隅 amazon
警官のような澄んだ眼
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
その眼は人間の珍重する琥珀 というものよりも遥 かに美しく輝いていた。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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「でも、その瞬間同じこと考えてたんだね。やったー!」 沙希の表情には光があり、心の底から幸福そうな声をあげた。馬鹿みたいだなと思いもするが、それをはね返すだけの輝きが彼女にはあった。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
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眼が、噛みつきでもするような異様な光を帯びる
山本 周五郎 / やぶからし amazon
誘惑のひとみを凝らして
有島武郎 / 或る女
透明なコップに満たされた汲立ての水を、まるで我身に禁じられた快楽のように、やるせなさそうな目で見つめている。
古井 由吉 / 水 (1980年) amazon
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