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迷信的なことにさえ心のささえを得ようとする
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:21% 作品を確認(amazon)
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祈る・願う
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前後の文章を含んだ引用
......異な感にうたれたことがあったが、こんなことは昔バカげたことと知ってはいるのに、舞台を前にすると、私たちは上るし、最上の自分をみせたい、きかせたいという気持から、迷信的なことにさえ心のささえを得ようとするのだ。*私たちは、舞台またはテレビ放送にあわせて食事をとるので、日常生活は一般の人々とはずいぶん違ってしまう。歌の直前に食事をすると歌いにくいし、またお腹がすき......
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祈る・願うの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
君の上にも確かに、正しく、力強く、永久の春がほほえめよかし‥‥僕はただそう心から祈る。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
「あんた、俺たちの味方だろ? な、な」歯欠けの男は、野球チームのキャッチャーが審判の判定に願いを託すかのように、祈っている。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー 角川文庫 amazon
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何を思いどれだけ手をつくしたところで、それをもとの状態に復することはできないのだ。
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
頭に鈍重な犀(さい)の大脳でも詰まっているようで、思考の筋道がぼんやりしている
倉橋 由美子 / 倉橋由美子の怪奇掌篇 amazon
周囲だけが妙にもやもやして心 のほうだけが澄みきった水のようにはっきりしたその頭の中
有島武郎 / 或る女
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