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蝸牛かたつむりが背のびをしたように延びて、海をかかえ込んでいる函館はこだての街
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:0% 作品を確認(青空文庫)
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「おい地獄さぐんだで!」  二人はデッキの手すりに寄りかかって、蝸牛かたつむりが背のびをしたように延びて、海をかかえ込んでいる函館はこだての街を見ていた。――漁夫は指元まで吸いつくした煙草たばこつばと一緒に捨てた。巻煙草はおどけたように、色々にひっくりかえって、高い船腹サイドをすれずれに落ちて行った。彼は身体からだ一杯酒臭かった。  赤い太鼓腹をはば広く浮かばしている汽船や、積荷最中らしく海の中から片袖かたそでをグ......
単語の意味
背(せ)
蝸牛(かたつむり)
・・・1.背中。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背面。
2 物の後ろ側。背面。
3.立っているものの、高さ。
蝸牛・・・陸にすむ巻貝の通称。渦巻き状の貝殻をもち、木の葉などの上を這う軟体動物。体はナメクジに似て、2対4本の触覚を持ち、長いほうの1対の先端に目がある。一般に移動能力が小さく、なかなか前に進まない。雌雄同体。でんでん虫。まいまい。
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