贅沢な丼は高級食材を惜しげもなくどんぶり飯に盛る、潔さが痛快である。また、貧乏丼は清貧一途の風格があって日本人の食味に合う。
嵐山光三郎 / ごはん通 作品を確認(amazon)
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丼もの
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単語の意味
痛快(つうかい)
一途(いちず)
惜しげ(おしげ)
清貧(せいひん)
食味(しょくみ)
痛快・・・とても愉快なこと。楽しくて気持ちがいいこと。
一途・・・一つに事に打ち込んで、他には気を取られないこと。ひたむきに一生懸命なさま。ひたすらなさま。
惜しげ・・・惜しむ気持ち。
清貧・・・金品が欲しい、欲望を満たしたい、という気持ちが無く、貧しくても堂々と正しく生きること。また、そのさま。
食味・・・食べ物の味。口に含んだときの味わい。
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かき揚げ丼はサクサクの衣が口の中でシャクシャクと崩れる。油を吸った小麦粉が香ばしく、甘辛醤油の染み込んだまだらのご飯は甘く、ところどころで小エビがムチムチと歯と歯の間につぶれ、小柱はキシキシと歯に軋む
東海林さだお / 駅弁の丸かじり amazon
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ゴハンの水分を、いかに素早く蒸発させるか、これが炒飯の要諦である。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon
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