赤蜻蛉の羽がまるで銀の雨の降るように見えたんです。
泉 鏡花 / 縷紅新草 作品を確認(amazon)
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トンボ
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単語の意味
銀(ぎん)
銀・・・1.金属元素のひとつ。元素記号Ag、原子番号47。金よりわずかに軽く、白く光って美しい艶(つや)をもつ金属。金属中最も熱と電気の伝導性が高い。空気中では酸化しないが、硫黄の化合物にあうと黒色に変わる。
2.銀メダルの略。
3.銀色の略。しろがね色。
4.将棋の、銀将の略。
2.銀メダルの略。
3.銀色の略。しろがね色。
4.将棋の、銀将の略。
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トンボの表現・描写・類語(秋のカテゴリ)の一覧 ランダム5
やんまが一疋 止まって、羽を山形に垂れて動かずにいる。
森鴎外 / 阿部一族
淡いオレンジの夏アカネだ。七月も終わりになる頃、このトンボは、あたしたちの街のあちこちに、群れて飛ぶ。夏の盛りと秋の始まりが、もうそこまで来ていた。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
杉林の前には、数知れぬ蜻蛉の群が流れていた。たんぽぽの綿毛が飛んでいるようだった。
川端 康成 / 雪国 amazon
空には赤とんぼが、江戸の秋を染めている
吉川英治 / 無宿人国記
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「秋」カテゴリからランダム5
九月の雨が、木の葉を黄ばませるより先に腐らせるかと思うほど降り続く
堀辰雄 / 風立ちぬ amazon
それは秋らしい 柔 かな 澄んだ 陽ざしが、 紺 のだいぶはげ落ちた 暖簾 の下から静かに店先に 差し込んでいる時だった。
志賀 直哉 / 小僧の神様「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
宮地家の墓地を囲む満天星(どうだんつつじ)は、花のようにがっちりした赤を、澄んだ秋の空気の底に沈めていた。
大岡 昇平 / 武蔵野夫人 amazon
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茶褐色の虫が、スースーという老人の寝息のような羽音をたてて
井上 光晴 / 小説ガダルカナル戦詩集 amazon
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