糸を引くがごとき連峰が夢よりも淡い
国木田 独歩 / 武蔵野 作品を確認(amazon)
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山脈・山の連なり
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単語の意味
淡い(あわい)
糸を引く(いとをひく)
淡い・・・味や色や香りなどが薄い。光や形がぼんやりしている。
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山脈・山の連なりの表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
山岳は屏風を立て廻したように、その高い街道の位置から東の方に望まれる。
島崎 藤村 / 夜明け前 第1部(上) amazon
落城の砦ともけだものの爪ともみえる雪の天山山脈
竹西 寛子 / 長城の風 amazon
伊那谷と木曾谷を屏風のように仕切って、蜿々(えんえん)と連なっている木曾山脈
深田 久弥 / 四季の山登り (1963年) amazon
山は頂上で、次の山に連なっていた。そしてそれから、また次の山が、ちょうど、数珠のように遠くへ続いていた。
黒島 伝治 / 渦巻ける烏の群 amazon
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「地上・陸地」カテゴリからランダム5
朽ちかけた小さな祠のそばに、注連縄の巻かれた杉が二本そびえている。そのあいだからのびるのは、獣道かと見まごう小道だ。細い道は、山の奥へ奥へとつづいているようだった。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
我々の前には湖のような広い草原が開けていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
合歓(ねむ)林があり、それが、砂丘の起伏につれて波のようにうねりながら
中野 重治 / 歌のわかれ amazon
ひろびろと果しない平野のそちこちにしたたるような緑のかたまりが、ぽたりぽたりと青絵具でぬりつぶしたカンバスの上に、更に青さを落したように、惜し気もなく豊かな色をかさねているのであった。
森田 たま / もめん随筆〈続〉 amazon
南画からそっくり抜け出したような嶮しい山
竹西 寛子 / 長城の風 amazon
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