凍ったような層の厚い靄が、いく手の道路を黝(くろ)ずんだ灰色に暈(ぼか)す
野上 弥生子 / 真知子 (1951年) 作品を確認(amazon)
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霧・かすみ・もや
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単語の意味
ずんだ
暈(かさ)
青黒・黝(あおぐろ)
ずんだ・・・茹でた枝豆をすりつぶして、砂糖で味付けたもの。緑色した枝豆のペースト。
暈・・・1.光の輪。ときどき太陽を囲うようにできるドーナツ形の光。また、その現象。ハロ。
2.疲れたときに目の周りに出てくる黒いあざのようなもの。「暈」で「くま」とも読む。
2.疲れたときに目の周りに出てくる黒いあざのようなもの。「暈」で「くま」とも読む。
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霧・かすみ・もやの表現・描写・類語(雨・霧のカテゴリ)の一覧 ランダム5
岡本かの子 / 河明り
ずっと朝靄がわたしを包んでいた。まつげがしっとり冷たくなった。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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雨が急に太くなった。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
空はしぐれていた
有島武郎 / 或る女
雨の脚が強くなって、とゆがごくりごくり喉を鳴らし出した。
梶井基次郎 / 城のある町にて
時折、切れ切れの霧が窓をかすめて、沿線風景を墨絵のようにぼかす
内田 康夫 / 釧路湿原殺人事件 amazon
タタタタタとごく軽いタッチで洋太鼓(ドラム)をたたくような水滴の音が絶えずひびいていた
森田 たま / もめん随筆 amazon
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