大気が油のように重くよどむ
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 作品を確認(amazon)
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さかなのいろをした空気
室生 犀星 / 杏っ子 amazon
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何でもない夜中の会話のすばらしさは、それにぴったりと寄り添っている空間の匂いだ。人と同じ部屋にいて、でもじぶん一人でいるよりも自由で、心強い。言葉以外の多くに何もかもが香り立つようにふくよかだ。沈黙と 赦しのドームで、その新鮮な空気の中にただ包まれているようだ。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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