頬には不遜な顴骨がそびえ
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頬骨
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単語の意味
顴骨(かんこつ・けんこつ)
不遜(ふそん)
頬(ほお・ほほ)
顴骨・・・目の斜め下、頬の上の部分の、突き出た骨。ほおぼね。
不遜・・・思いあがって相手を見下すこと。謙遜の気持ちが無いこと。また、そのさま。
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
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彼女の頬から顎にかけての輪郭は白くてふわふわしてつついたら指の跡がつきそう、まるではんぺん、年下の人たちの輪郭はもっと荒削りだと思っていた、でも彼女のは少し固めのヨーグルト、乳清の透明な膜が浮かび上がってきてもおかしくない。
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 amazon
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