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矢の音を聞いた猪のように身を起した。
横光利一 / 日輪 ページ位置:86% 作品を確認(青空文庫)
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起き上がる・飛び起きる
突然・いきなり
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前後の文章を含んだ引用
......の光りを浴びて眠っている童男の傍を通りながら、王宮の奥深くへだんだんと這入 っていった。 「不弥の女を我は見た。不弥の女は耶馬台 にいる。」 長羅は若者の声を聞くと、矢の音を聞いた猪のように身を起した。彼の顔は赧 らんだ。 「這入れ、這入れ。」しかし、彼の声はかすれていた。若者の呼び声は、長羅の部屋の前を通り越して、八尋殿 へ突きあたり、そうして、再び彼の方へ戻って......
単語の意味
猪(いのしし)
猪・・・イノシシ科の哺乳動物。体は豚に似て、牙がある。首は短い。警戒心が強く、突進して攻撃する。方向転換は出来ない。夜行性で山林や原野に住む。毛は普通黒くて粗い。肉は食べることができ「山鯨(やまくじら、食感が鯨に似ている)」「ぼたん」などという。
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酒にでも酔ったかと思うような覚束ない身のこなしで、おもむろに体を起こす
芥川 龍之介 / 邪宗門 (1977年) amazon
有島武郎 / 或る女
巣を乱された鳥のように跳ね起きた。
横光利一 / 日輪
からだを尺取り虫のようにして起き上がろうとする
小林 多喜二 / 蟹工船 一九二八・三・一五 amazon
バネ仕掛けの人形のように上半身を起こした
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
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突然・いきなりの表現・描写・類語(初めと終わり・原因と結果のカテゴリ)の一覧 ランダム5
こんな日がいつかくるとは思っていたが、いまくるとは思っていなかった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
わが身の上に櫛の歯をひくごとく襲いかかる、突拍子もない出来事
野坂 昭如 / アメリカひじき・火垂るの墓 amazon
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
両足は、運動神経をすっぽりと抜き取られてしまったかのように、動きを止めた。
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
吉川英治 / 醤油仏
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姿を慕うように人影がもう一つ、横合いから現れて、つつと寄る
多岐川 恭 / 夢魔の寝床 amazon
こんな日がいつかくるとは思っていたが、いまくるとは思っていなかった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
するりと皮が剥けて中身が出たように忽然と現れる
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
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