TOP > 人物表現 > 手・指・爪 > かじかんだ手・凍えた手
手がかじかんでいる。まるで僕の手じゃないみたいだ。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 ページ位置:22% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
かじかんだ手・凍えた手
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......文脈の中で十分生きていけるわけだからね。しかしこれはもちろん僕の個人的な意見にすぎない。文脈の中で生きていくことなんて不可能なのかもしれない。 今はひどく寒く、手がかじかんでいる。まるで僕の手じゃないみたいだ。僕の脳味噌も、僕の脳味噌じゃないみたいだ。今、雪が降っている。他人の脳味噌みたいな雪だ。そして他人の脳味噌みたいにどんどん積っていく。 寒いことをべつにすれば、......
ここに意味を表示
かじかんだ手・凍えた手の表現・描写・類語(手・指・爪のカテゴリ)の一覧 ランダム5
有島武郎 / 或る女
手がかじかんでいる。まるで僕の手じゃないみたいだ。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「手・指・爪」カテゴリからランダム5
「気温」カテゴリからランダム5
(寒い外から暖かい部屋に入る)部屋の中は別世界のようにあたたかく、バラバラだった体と心がやっとひとつに戻るような気がした。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
身をかがめないと外を歩けないような寒さ
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
手・指・爪 の表現の一覧
気温 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ