TOP > 感覚表現 > 音の響き > こだま・やまびこ・反響する
山部落から山々にあたって響きかえしながら降って来たものの音は、不吉な、高音部の聞えぬ音楽の基調低音のように低く、次第に細く轟きつづけていた。
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
こだま・やまびこ・反響する
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
ここに意味を表示
こだま・やまびこ・反響するの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
壁に反響するピアノの音色の強弱が、深い井戸に落ち込んでいるような澄んだものを胸に訴える
林 芙美子 / 晩菊・水仙・白鷺 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
グランド・ピアノがあって、派手なピンクのワンピースを着た女の子がアルペジオとシンコペーションで埋めつくされた典型的なホテルのコーヒー・ラウンジ型の演奏をしていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
(音楽鑑賞)ただその音楽とだけ一つになって、すべてから解放されたかった。時間と旋律とが、一切の過不足なく結び合って流れてゆく美に 融け入りたかった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ