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「金が手を焼くように思いはしませんか」との古藤のいった言葉が妙に耳に残った。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:70% 作品を確認(青空文庫)
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耳に残る・音声を覚えている
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前後の文章を含んだ引用
......躁と嫉妬しっととを感ずるのだから、木村の立場はさぞ苦しいだろう。……そう推察すると葉子は自分のあまりといえばあまりに残虐な心に胸の中がちくちくと刺されるようになった。「金が手を焼くように思いはしませんか」との古藤のいった言葉が妙に耳に残った。  そう思い思い布の一方を手早く縫い終わって、縫い目を器用にしごきながら目をあげると、そこには貞世がさっきのまま机に両ひじをついて、たかって来る蚊も追わずにぼんやり......
単語の意味
妙(みょう)
・・・とてもいい。非常に優れている。または、不思議、奇妙なこと(さま)。
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少女の声、その残響が、まだうっすらと鼓膜に残っている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
その声は今でも耳の奥に響いている。
阿刀田 高 / ゴルフ事始め「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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