白魚は一見、中華料理の羹のように、雑然として、かつ、トロトロしている。
獅子文六 / 食味歳時記 作品を確認(amazon)
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白魚
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単語の意味
羹(あつもの・かん)
雑然(ざつぜん)
白魚・鱠残魚(しらおう)
羹・・・魚や肉、野菜などが入った熱い吸い物。
雑然・・・いろいろなものが交じり合って整ってないさま。「然」は他の語の後ろに付いて、状態をあらわす字。
白魚・鱠残魚・・・シラウオ科の近海魚。体は半ば透き通り、小形でほっそりしている。春先、河口をさかのぼって産卵する。味は淡白。死亡すると白く変色するのが名前の由来。
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白魚はピンピン生きている。それに橙酢をかけて、直ちに食する方法を教えられて、試みてみたら、口中で跳ね躍り、喉チンコのあたりを擽(くすぐ)る不気味さに一度で辟易した。
獅子文六 / 好食つれづれ草 (1969年) amazon
沖で獲れた白魚は平たい籠に盛られていて、小さな細い透明な体から籠の目が透き通って見えるほど
池畑正太郎 / 梅安料理ごよみ amazon
白魚は一見、中華料理の羹のように、雑然として、かつ、トロトロしている。
獅子文六 / 食味歳時記 amazon
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クリスタルのような透明感を漂わせた関さば
野瀬泰申 / 全日本「方言」地図 amazon
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