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(罪人が牢屋敷からまんまと去る)どこへ、足を掛けたのか、ぽんと牢廂から大屋根へ、 「あッ」 夜鴉みたいな、迅い影が、星の空から、消えた
吉川英治 / 雲霧閻魔帳 ページ位置:22% 作品を確認(青空文庫)
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立ち去る
逃げる・逃走する・避難する
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前後の文章を含んだ引用
......屋という、牢番ばかりが住んでいる棟がある。そこに、真っ暗な、紺屋の溝川 があって、西の土橋から七軒目、路地の角だよ」 「それだけ詳しく聞けば――じゃ行ってくるぜ」 どこへ、足を掛けたのか、ぽんと牢廂から大屋根へ、 「あッ」 夜鴉みたいな、迅い影が、星の空から、消えたとたんに、蔵六は、自分の首が、抜けて行った気がして、 「いっぱい、食わされたかな?」 と、いう疑惑や、後悔や、職務の自責や、いろんなものが、頭にこんがらかって、体......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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彼は、明るい光の中をはるかな遠い一点に吸い込まれていった。彼の背中が消える時、わたしは息苦しいほどに心細くなり、まばたきもせずにずっと遠くを見続けていた。しかし、その一点は雪の粒のようにもろく溶けてしまった。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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鼯(むささび)のごとく逃げた。
池波 正太郎 / 剣客商売 amazon
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空気の固まりも一緒にひと思いに飲み下す。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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速力計の針が六十五哩 と七十哩の間をちらちらする
岡本かの子 / 河明り
右肘で彼の横腹をついたが、彼はまるで去勢を受けたもののように私に応じようとはしなかった。
野間宏 / 第三十六号「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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