到着したマグロは、薄く、小さく、赤黒く、干からびている。
東海林 さだお「タコの丸かじり (文春文庫)」に収録 ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
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お寿司
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前後の文章を含んだ引用
......描きながら店に入ってくる。 マグロまでの手順を頭に描きながらテーブルで寿司の到着を待つ。 頭の中はマグロでいっぱいなのだ。頭の中はマグロだらけなのだ。 なのに、到着したマグロは、薄く、小さく、赤黒く、干からびている。 こうなると、せっかく組み立ててきた運営計画が、一挙に音をたててくずれる。 頭の中がマグロだらけだっただけに、そのショックは大きい。憤怒と逆上と無念で頭の中は大......
単語の意味
鮪(まぐろ)
鮪・・・1.サバ科マグロ属の回遊魚。長い紡錘形でで腹部が非常に太い。赤身の魚で食用。主に、刺身や寿司にして食べる。名前は目が大きく黒いので「目黒」が変化したとされる。
2.(魚市場に横たわる冷凍まぐろに似ていることから)横になったまま無反応で動かない人。とくに性行為中の女性にいう。
2.(魚市場に横たわる冷凍まぐろに似ていることから)横になったまま無反応で動かない人。とくに性行為中の女性にいう。
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お寿司の味、おいしさを伝える表現・描写(米のカテゴリ)の一覧 ランダム5
この店の鮨が好きなのは、種と飯とのぐあいがちょうどよくて、飯の炊き方が好みに合っているからだ。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
飯の舌ざわりよりも、部厚い種が、まるで魚の羊羹のように口中いっぱいにひろがって
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
「ここのお鮨は、おみやげの折の中で、まだ濡れ濡れとしているねえ」
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
小判形に、にぎられて
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「米」カテゴリからランダム5
ゴハンのおかずというものは基本的に塩気のあるものが合う。しかるにハヤシのソースは甘い。甘いものはゴハンには合わないのです。ここにハヤシライスが持っている根元的な問題がある!
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
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