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からびた声が、霜に響くせゐか、凛々りんりんとしてこがらしのやうに、一語づつ五位の骨に、応へるやうな気さへする。
芥川龍之介 / 芋粥 ページ位置:80% 作品を確認(青空文庫)
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濁り、渇き声 音(声)を聞く、聞こえる
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前後の文章を含んだ引用
......うもない。  すると、外の広庭で、誰か大きな声を出してゐるのが、耳にはいつた。声がらでは、どうも、今日、途中まで迎へに出た、白髪の郎等が何かれてゐるらしい。そのからびた声が、霜に響くせゐか、凛々りんりんとしてこがらしのやうに、一語づつ五位の骨に、応へるやうな気さへする。 「この辺の下人、承はれ。殿の御意遊ばさるるには、明朝、卯時うのときまでに、切口三寸、長さ五尺の山の芋を、老若各おのおの、一筋づつ、持つて参る様にとある。忘れまいぞ、卯時までに......
単語の意味
凛凛・凛々(りんりん)
凛凛・凛々・・・1.凛々(りり)しいさま。勇ましいさま。また、心の引き締まるさま。凜乎(りんこ)。凜然(りんぜん)。
2.寒さや緊張などで身が引き締まるさま。厳しく身にしみるさま。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
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