後姿が暗い山の底に吸われて行くようだった。
川端康成 / 雪国 作品を確認(amazon)
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人の後ろ姿
立ち去る
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単語の意味
後ろ姿・後姿(うしろすがた)
後ろ姿・後姿・・・後ろから見た姿。後ろ手(うしろで)。
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後ろ姿の表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
はるかな海を見つめている2 人並んだ後姿の様子は、どこかしょんぼりと、どうしてか毅然としていて、飼主を待つ犬のようだった。
吉本 ばなな / TUGUMI(つぐみ) amazon
まるで影のようなその後ろ姿
高見 順 / 如何なる星の下に amazon
自分の家から出かけるときのような気安げな後ろ姿
石川 達三 / 花のない季節 amazon
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立ち去るの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
そう言って、夜に消えていった。 ガードの向こうに弱い後ろ姿が消えていく。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
おみやげ買ってくっから、と言い残して、尾崎はひかりの中へ消えていった。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
サユリは、これ以上、一緒にいられないと思い、ぷいと後ろを向くと、ハイヒールシューズの踵を気持良く鳴らしてコバヤシの許を去った。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
外の通路に出た美鈴は、ドアの隙間から「じゃ、ね」と小さく手を振る。十和子が振り返したときにはすでにドアは閉じていて、規則正しい足音が遠ざかって行く。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「人の印象」カテゴリからランダム5
吹き抜けの広々とした空間にちらほらとしかいない閲覧客が、館内の空気を外よりも寒々しく感じさせる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
人は自分の職業で、自分が足りないと自覚してきた箇所を埋めようとするのかもしれない。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
まだ若い、才能とのハネムーンを心ゆくまで楽しんでいるような演奏
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
船乗りがタラップを下りるときのような恰好で敏捷に階段を下りていった。
堀田 善衛 / 広場の孤独 amazon
弱々しく、風に吹かれて花が花冠を垂れるように、頷いた。
福永 武彦 / 草の花 amazon
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