燕のひるがえるのを眺めて
岡本かの子 / 巴里祭 ページ位置:56% 作品を確認(青空文庫)
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燕(つばめ)
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前後の文章を含んだ引用
......見物しようじゃありませんか。」
――子供のようになってアイスクリームを飲みましょうよ。」
白にレモン色の模様をとった屋台車を置いてアイスクリーム売りのイタリー人が燕のひるがえるのを眺めていた。 新吉と夫人が往来に真向きに立ちはだかって互に顔で、おどけ合いながらアイスクリームの麩のコップを横から噛みこわしていると、二人が上って来た坂の下から年若な......単語の意味
翻す(ひるがえす)
燕(つばめ・つばくら・つばくろ・つばくらめ)
燕・・・ツバメ科の鳥。背や翼は光沢ある青黒色で、顔と喉(のど)は栗色、腹は白色の渡り鳥。尾は長く、二つに割れている。日本には春にやってきて民家に巣を作る。秋に去る。作物や樹木の害虫を捕食する、代表的な益鳥(えきちょう)。
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燕のひるがえるのを眺めて
岡本かの子 / 巴里祭
外には、やや傾きかかった日がさして、相変わらずその中を、燕 が軽々と流れている。
芥川龍之介 / 偸盗
燕が中空を滑るように横切っていく。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
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ぞっとするくらい寂しげに、トンビの鳴き声が大気にたなびく。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
鳶が羽ばたきもせず中空から石のごとく落ちてくる
中島 敦 / 名人伝 amazon
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