川が長蛇のごとくうねる
太宰 治 / 津軽 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
川
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
長蛇(ちょうだ)
うねる(うねる)
長蛇・・・1.長い蛇や巨大な蛇。大蛇(だいじゃ)。
2.ほそ長いもの、とくに長く並んでいるもののたとえ。「長蛇の列」
2.ほそ長いもの、とくに長く並んでいるもののたとえ。「長蛇の列」
うねる・・・大きく緩やかに曲がりくねる。大きく緩やかに上がったり下がったりする。また、そのような状態が続くことや、そのような状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。
ここに意味を表示
川の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
玉を解いて流したように美しい谷川
泉 鏡花 / 高野聖 amazon
山裾(やますそ)の川が杉の梢から流れ出るように見える
川端 康成 / 雪国 amazon
先には川の曲がるところがあって、そこはいつも渦が巻いている所だ。川はそこを曲がって深い沼のような所へ入る。
梶井基次郎 / 城のある町にて
沢は上流に行くにつれどんどん澄んでいく。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
流れ出てきた水が、うねりうねって、解きほぐした絹糸の束のようにつやつやしく、なほやかに揺れながら流れる
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
水の少ない時期には流れはそっくり砂地に吸い込まれ、あとには微かな湿り気を残した白い砂の道だけが残る。僕は散歩のついでにそんな道を上流まで辿り、川が川床に吸い込まれていくポイントを探したものだった。そこでは流れの最後の細い一筋がふと何かをみつけたといった感じで立ち止まり、そして次の瞬間にはもう消えていた。地底の闇が彼らをそっと呑み込んでいった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
海が繻子のように綺麗
林 芙美子 / 女性神髄「女性神髄 (1949年) (養徳叢書〈日本篇 第45〉)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
水面・水中・水辺 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ