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実家では私はなにもすることがなく、毎日、毎日、本当の休日です。
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 ページ位置:49% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......てはなにも特集が組まれていなかったうえ、花嫁たちのあふれる笑顔が満載のその雑誌は、いまの私がもっとも見てはいけない類のページばかりで、急いで雑誌を閉じました。 実家では私はなにもすることがなく、毎日、毎日、本当の休日です。母とショッピングに出かけて、いつも行っていた地元の百貨店でスカートを買ったり、自転車でお気に入りの川のほとりに出かけたりしました。ずっと住んでいたころには、あっ......
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暇・時間を持て余すの表現・描写・類語(時間・スピードのカテゴリ)の一覧 ランダム5
夜までどう時間を潰せばいいかを考える。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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曜日・日々・休日の表現・描写・類語(人生のカテゴリ)の一覧 ランダム5
土曜日と云えば誰でもが特別賑やかに過したい夜
宮本百合子 / 伸子
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だらだら暮らすの表現・描写・類語(暮らし・生活のカテゴリ)の一覧 ランダム5
弟は最近、寝てばかりいる。学校も休みがちだ。彼の中で少しずつ何かがずれはじめている気配がする。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
部活やバイトが始まる時間までだらだらと教室に残っているクラスメイトたちは、転がり込んできた膨大な自由時間を、少しずつ、かつ贅沢に舐め溶かしているように見える。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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「暮らし・生活」カテゴリからランダム5
こんな虫みたいな生活
林芙美子 / 新版 放浪記
穏かな午後の時間を、鼠(人名)は籐椅子の上で送った。ぼんやりと目を閉じると、緩やかな水の流れのように時が彼の体を通り抜けていくのが感じられる。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
木部は葉子と別れてから、狂瀾 のような生活に身を任せた。
有島武郎 / 或る女
「人生」カテゴリからランダム5
あたしは勝手にお腹がへったり、勝手に生理になったりするようなこんな体があって、その中に閉じ込められてるって感じる。んで生まれてきたら最後、生きてご飯を食べ続けて、お金をかせいで生きていかなあかんことだけでもしんどいことです。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
三日も四日も家に引きこもっていたりすると、知らず知らず、日に二、三度も着物を着替えたりすることがある。これも単調な時間のながれに何とかして変化をもたせ、気分を引きたてて小説を書こうとしているからなのであろう。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
(新生活)このしみひとつない真新しい部屋にいると、自分が記憶と個性を剥奪された匿名の人間になったような気がした。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
「時間・スピード」カテゴリからランダム5
まるで富士山から岩石でもころがすような急速度で
木山 捷平 / 大陸の細道 amazon
時はどんどん過ぎ去っていく。過去が増えて未来が少なくなっていく。可能性が減って、悔恨が増えていく。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
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