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彼女の腰の曲線が、霧を透 した朝日の光りを区切ったために、七色の虹となって浮き立ち
横光利一 / 日輪 ページ位置:57% 作品を確認(青空文庫)
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光に照らされた顔や姿
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前後の文章を含んだ引用
......女の衣は、葉を取られた桃のような裸体を浮かべて、彼女の滑 かな肩から毛皮の上へ辷 り落 ちた。 反耶の大きく開かれた二つの眼には、童男の捧げた衣の方へ、静かに動く円い彼女の腰の曲線が、霧を透 した朝日の光りを区切ったために、七色の虹となって浮き立ちながら花壇の上で羽叩 く鶴の胸毛をだんだんにその横から現してゆくのが映っていた。そうして、反絵の動かぬ一つの眼には、彼女の乳房 の高まりが、反耶の銅の剣 に戯れる鳩 の......
単語の意味
浮き立つ(うきたつ)
朝日・旭(あさひ)
腰(こし)
浮き立つ・・・1.嬉しくて落ち着かない状態になる。そわそわする。
2.周囲のものとの違いがハッキリする。目立つようになる。きわ立つ。
2.周囲のものとの違いがハッキリする。目立つようになる。きわ立つ。
朝日・旭・・・朝に昇る大陽。日の出。旭日(あさひ・きょくじつ)。
腰・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
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