開けっ放した窓からしばしば汽笛が悪魔のように入ってくる
三島 由紀夫 / 午後の曳航 作品を確認(amazon)
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汽笛
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単語の意味
汽笛(きてき)
開けっ放し・明けっ放し(あけっぱなし)
汽笛・・・機関車や蒸気船などの、蒸気を吹き込んで音を出す笛。
開けっ放し・明けっ放し・・・1.フタや扉などを開けた状態のままにすること。
2.ありのままの姿を見せること。秘密にしないで、何事も包み隠さないこと。また、そのさま。あけっぴろげ。
2.ありのままの姿を見せること。秘密にしないで、何事も包み隠さないこと。また、そのさま。あけっぴろげ。
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けたたましい鉄工所の非常汽笛が鳴り響いた。
梶井基次郎 / 海 断片
音のあいまいな霧がひろがるように、遠い汽笛がおぼろげに伝わってくる
三島 由紀夫 / 午後の曳航 amazon
雷とも思われる叫喚が船を震わして響き渡っていた。
有島武郎 / 或る女
ぼうぼうと耳の底へいやに響く汽笛を頻りにならしながら
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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今にも錆びつきそうなもの哀しい二両編成の郊外電車
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
開けっ放した窓からしばしば汽笛が悪魔のように入ってくる
三島 由紀夫 / 午後の曳航 amazon
ひょいと右を見ると、目の前に丘のような荷物自動車が迫って来ていた。
里見 トン / 桐畑 amazon
漕いでゆく艫(ろ)の音が、獣の子の乳をもとめる声のよう
中 勘助 / 銀の匙 amazon
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