TOP > 感情表現 > 安心する


カテゴリ検索 単語の意味
限りない安息が、おもむろに心を満たして来るのを感じた。母のひざを離れてから、何年にも感じた事のない、静かな、しかも力強い安息である。
芥川龍之介 / 偸盗 ページ位置:86% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
安心する
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......見えなければ、地も見えない。ただ、彼をいだいている兄の顔が、――半面に月の光をあびて、じっと行く手を見つめている兄の顔が、やさしく、おごそかに映っている。彼は、限りない安息が、おもむろに心を満たして来るのを感じた。母のひざを離れてから、何年にも感じた事のない、静かな、しかも力強い安息である。―― 「にいさん。」  馬上にある事も忘れたように、次郎はその時、しかと兄をいだくと、うれしそうに微笑しながら、ほおを紺の水干すいかんの胸にあてて、はらはらと涙を落としたので......
単語の意味
安息(あんそく)
安息・・・安らかな休息すること。悩むことなくリラックスして休むこと。
ここに意味を表示
安心するの表現・描写・類語(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「心」の言葉を含む安心の表現(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「安心する」カテゴリからランダム5
何かしら重荷を下ろしたような気安さを感じた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
安心する の表現の一覧 
安心するのレベル
少し安心
とても安心
多くの感情は極限に達すると泣くにつながる
安心するの感覚、精神的な反応
安心するの表情、リアクション
その他の安心するの表現
次の文字を含む「安心する」の表現を検索
    安心  安ら  ほっと  
感情表現 大カテゴリ
表現の大区分