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電気にでもかかったように、はっとした。彼は、ある重大な事実に思いあたったのである。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:34% 作品を確認(amazon)
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閃く・気づく・ふと思う
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前後の文章を含んだ引用
......ない東京駅を空想して言った。「え。そりゃ、たいへんです。ホームは列車の発着が、ひっきりなしですよ」 三原は何気なしにそう言った。そう言ってしまって、三原自身が、電気にでもかかったように、はっとした。彼は、ある重大な事実に思いあたったのである。 東京駅では、《あさかぜ》に乗る佐山とお時の姿を見た者があった。たしか、目撃者は十三番線ホームに立って、十五番線の発車ホームを見たということだった。しかし、東京......
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閃く・気づく・ふと思うの表現・描写・類語(気配・予感・予想のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(自分の過ちに気づく)眉間を突かれた気がした。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
新宿の甲州屋の陳列のなかの万年筆が、電信柱のようににゅっと眼に浮ぶ。
林芙美子 / 新版 放浪記
頭の中で静電気がはじけたような気がした
七尾与史 / 死亡フラグが立ちました! amazon
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「気配・予感・予想」カテゴリからランダム5
何気もなく云ったらしい一言が、事件の真相らしいものをチラリと私の頭に閃 めかしてくれた
夢野久作 / ドグラ・マグラ
稲妻のように鋭く葉子はこの男の優越を感受した。
有島武郎 / 或る女
ぴたり適中した自分の直感に、血が逆流する思い
池波 正太郎 / 鬼平犯科帳〈1〉 amazon
別段、何か根拠があるわけでもなく、ただ おかしい と感じている
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
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