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吉川英治 / 銀河まつり ページ位置:89% 作品を確認(青空文庫)
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あざ笑う・あきれて笑う
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前後の文章を含んだ引用
......せえな。――おいッどうした! そっち組は」と、やけのように呶鳴った。 相手の案外な失敗に、じっと鳴りをしずめていた慎吾たちの組は、七のやけな声を聞くと、いちどに侮蔑 をこめた笑いを爆発させて、 「何と申したのか、もういちどいえ」 「こっちはすんだぞ」 「ううむ、美事 だった」 「なぜすぐに打揚げねえのだ。ことによったら、てめえのほうも、黒玉かも知れねえぞ」 「......
単語の意味
侮蔑(ぶべつ)
侮蔑・・・人を馬鹿にする。軽蔑。
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あざ笑う・あきれて笑うの表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
浮び始めた残虐な微笑は、静まった夜の中をひとり毒汁のように流れていた。
横光利一 / 日輪
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泣いたあとの 憂鬱 な 鈍い顔
志賀 直哉 / 痴情「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
かすかに笑ったが、その笑いはたしかに心に反して強いて笑われたものであったようである。
野間 宏 / 第三十六号「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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自分がやっていたせいか、私は無理して笑っている人をすぐ見抜ける。大きな笑い声をたてながらも眉間に皺を寄せ、目を苦しげに細めていて、そして決まって歯茎を剥き出しそうになるくらいカッと大口を開けているのだ。顔のパーツごとに見たらちっとも笑っていないからすぐ分かる。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
テレたような、だまってオナラした人がするような笑いをうかべた
安岡章太郎 / ガラスの靴 amazon
高笑いは、室 の中の色々なものにケタタマシク反響しつつ、私の耳に飛び込んで来た。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
仏像のような静かな微笑み
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
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