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ソファは心地良かった。一度かけると、もう二度と立ち上がれないくらいに柔らかくて深くて広かった。
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 ページ位置:31% 作品を確認(amazon)
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椅子・ソファ ・ ベンチ
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前後の文章を含んだ引用
......あんまりちゃんと考えずに雄一とビデオを観ながら花屋の話とか、おばあちゃんの話とかをしているうちに、どんどん時間が過ぎてしまったのだ。今や、夜中の一時だった。そのソファは心地良かった。一度かけると、もう二度と立ち上がれないくらいに柔らかくて深くて広かった。「あなたのお母さんさ。」さっき私は言った。「家具の所でこれにちょっとすわってみたら、どうしてもほしくなって買っちゃったんじゃない?」「大当たり。」彼は言った。「......
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(路線)それは東西の町を結ぶ路線から、北の山側に向かってまさに盲腸のようにはみ出した、たった三つしか駅のない単線だった。他の路線がどれも互いに交差し、合体しながら、地図の先まで延々と続いているのに比べ、それはあまりにも呆気なく短かった。誰かが気紛れに取り付けた余分な突起、といった風情で、終点の駅はどこにつながることもできないまま、ぽつんと取り残されていた。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
記事の一部なので題名も筆者も分らなかった。
松本 清張 / 美の虚像「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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