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大図書館は壮大な代り、内部が議事堂のようでひどく落着きにくかった。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:15% 作品を確認(青空文庫)
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図書館・図書室・書斎
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前後の文章を含んだ引用
......探ねてこの建物へ来た。安川は、日本の美術図案に古来使用されて来た便化の伝統をここで調べていたのだが、人気ない静けさ、建物の小ぢんまりした工合が伸子の気に入った。大図書館は壮大な代り、内部が議事堂のようでひどく落着きにくかった。伸子は翌日から読んだり書いたりに来ることにした。佃もここへ来た。 伸子は、毎朝のことだが一種速まる鼓動を感じつつ、大衝立 で通り路から遮られた一つの机に近よった。......
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大図書館は壮大な代り、内部が議事堂のようでひどく落着きにくかった。
宮本百合子 / 伸子
わたしは図書館も好きだった。図書館にも生活のにおいがない。空気がしんと目をつぶってうつむいている。みんなが自分の内側に引きこもっているので、だれもわたしの気持ちを乱さない。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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