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分裂したようで心が統一して働かず、夫の、親しい者のような、あかの他人のような顔を見ると、安心して可愛がられてよいのか、憎んでよいのか、決心のつかない気まずさに捕われた。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:71% 作品を確認(青空文庫)
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心変わり・熱が冷める
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前後の文章を含んだ引用
......声をきいただけで、もう嬉しさで有頂天な伸子の心が見徹せただろうほど、単純で、混りけなかった。今、自分がそうでないのが、伸子自身、よくわかって悲しいほどであった。分裂したようで心が統一して働かず、夫の、親しい者のような、あかの他人のような顔を見ると、安心して可愛がられてよいのか、憎んでよいのか、決心のつかない気まずさに捕われた。佃も同様の感じで、本当の調子になれないのを、伸子は心づいた。奇怪なことに、彼の顔を見ず、窓のそとの青葉でも眺めながら喋ると、話はなだらかにいった。ふと眼がかち合......
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