ザウエルという犬がいるよ。しっぽがまるで箒 のようだ。
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜 ページ位置:10% 作品を確認(青空文庫)
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犬
尻尾(しっぽ)
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前後の文章を含んだ引用
......かったら、缶 がすっかりすすけたよ」「そうかねえ」「いまも毎朝新聞をまわしに行くよ。けれどもいつでも家じゅうまだしいんとしているからな」「早いからねえ」「ザウエルという犬がいるよ。しっぽがまるで箒 のようだ。ぼくが行くと鼻 を鳴らしてついてくるよ。ずうっと町の角 までついてくる。もっとついてくることもあるよ。今夜はみんなで烏瓜 のあかりを川へながしに行くんだって。きっと犬......
単語の意味
犬・狗(いぬ)
犬・狗・・・1.イヌ科の哺乳動物。大昔から人間に飼育されてきた家畜。従順で賢く、家やヒツジの番をしたり、犯人捜査や目や耳の不自由な人の導いたりもできる。
2.(あちこちとかぎ回るところから)他人の秘密などをかぎ回って報告する者。スパイ。まわしもの。間者(かんじゃ)。
2.(あちこちとかぎ回るところから)他人の秘密などをかぎ回って報告する者。スパイ。まわしもの。間者(かんじゃ)。
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(真っ黒な老犬)庭の小さな陽だまりでうずくまっていると、色あせた古い絨毯のようだ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
猟犬のような犬が、人間のようにじっとこちらをながめていた。
丹羽 文雄 / 顔 amazon
惨めに尻尾を巻いて、土を引っ掻くようにして必死で逃げて行く小さな犬
高見 順 / 如何なる星の下に amazon
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尻尾(しっぽ)の表現・描写・類語(地上の動物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ちぎれそうな勢いで尻尾を振った。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
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黒い大きな犬が、地面の匂いを熱心にくんくんとかぎまわっていた。
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
(山羊)丸裸にされたヤギが、セルロイドの玩具のように見える。
林 芙美子 / 林芙美子文庫〈〔第9〕〉松葉牡丹 amazon
(老犬)ほとんど足腰が弱り、散歩に連れ出してもすぐにばててしまうのだが、食欲は旺盛で頼もしい犬だった。哲学者然とした風貌も、久遠は気に入っていた。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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