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死人のように動かなかった。
横光利一 / 日輪 ページ位置:86% 作品を確認(青空文庫)
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じっとする・動かないでいる
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前後の文章を含んだ引用
......夜、彼らは乙女の自殺の報 らせを聞く前に、神庫 の前で宿禰が何者かに暗殺されたという報導を耳にした。しかし、長羅の横たわった身体は殆ど空虚に等しくなった王宮の中で、死人のように動かなかった。 或る日、一人の若者が、王宮の門前の榧 の棖 を見ると、疲れ切った体をその中へ馳け込ませてひとり叫んだ。 「不弥 の女を我は見た。不弥の女を我は見た。」 若者の声に応じ......
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呼吸をやめたかのように少しも身動きしない
連城 三紀彦 / 棚の隅 amazon
座蒲団の上に立ったまま、木彫 の猫のように眼も動かさない。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
(操縦士は)人形のように前方を向いたまま、不動で過ぎた。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
百合枝はロビイの椅子に腰かけて夕バコを吸い、ラクダのように動かなかった。
大庭みな子 / 啼く鳥の amazon
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バルコオン(=バルコニー)の梯子は白い背骨のように突き出ていた。
横光 利一 / 花園の思想 amazon
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