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初夏の明るい陽射しも消し尽せぬ人間の憂愁の数々に思われる。
岡本かの子 / 東海道五十三次 ページ位置:64% 作品を確認(青空文庫)
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夏の日差し・光
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前後の文章を含んだ引用
......寄ったり、島田では作楽井の教えて呉れた川越しの蓮台を蔵している家を尋ねて、それを写生したりして、大井川の堤に出た。見晴らす広漠とした河原に石と砂との無限の展望。初夏の明るい陽射しも消し尽せぬ人間の憂愁の数々に思われる。堤が一髪を横たえたように見える。ここで名代なのは朝顔眼あきの松で、二本になっている。私たちはその夜、島田から汽車で東京へ帰った。  結婚後も主人は度々たびたび東海道へ出向......
単語の意味
憂愁(ゆうしゅう)
初夏(しょか・はつなつ)
日差し・陽射し(ひざし)
憂愁・・・悲しみに襲われること。うれい。気分が晴れずに落ち込むこと。
初夏・・・ 夏の初め。陰暦4月の異名。孟夏(もうか)。首夏(しゅか)。
日差し・陽射し・・・大陽の光。日光。太陽が照りつけること。
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ぷっくりとふくらんだ線香花火みたいに、何もかもを含んでまるくひかる瞳
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ目(瞳)の雰囲気まるい・円形線香花火・手持ち花火
忘れかけていた香りが鼻腔に入り、夏の湿気を感じる。
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