おとなしい(静かで穏やか)の表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
水野さんはどちらかというと控えめな女性で、存在そのものが静かだった。空気清浄機のような人だと思う。植物のようとも言える。 いるだけでまわりは落ち着くし、どこまでもマイペースなのに人のことをちゃんと見て気遣っているから、あれこれ気を遣わなくていい。
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
髭を抜かれた猫のように、ちんまりと大人しくなった
高森 和子 / さまざまな老い「母の言いぶん」に収録 amazon
おとなしく庭の隅にかたまって羊の群 が雪に逢ったように控 えている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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俊郎はもはや母親より自分のほうが社会的な分別をわきまえていると信じ込んでいる節があって、尋恵が何かを諭そうとしても素直には耳を傾けなくなっている。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
ツバを引っかけてやるべき裏切った男
林芙美子 / 新版 放浪記
酔いは 醒めかけて、少し寒気がし、頭の 芯 が痛んだ。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
職場で人にもまれてすりつぶされて
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
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