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「酸っぱいものだけが、僕のマイナスの部分を刺戟 するロマンチックな味です」
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:58% 作品を確認(青空文庫)
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すっぱい(酸味)
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前後の文章を含んだ引用
......の好みにも種類があった。酸味のある果物は喘 ぐように貪 り喰 った。道端に実っている青梅は、妊婦のように見逃がさず捥 いで噛 んだ。 「喰ものでも変っているのね、あなたは」 「酸っぱいものだけが、僕のマイナスの部分を刺戟 するロマンチックな味です」 規矩男には散歩の場所にもかたよった好みがあった。 規矩男は母の命令で食料品の買付けに、一週一度銀座へ出る以外には、余所 へ行かないといっているとおり、東京の何処......
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すっぱい(酸味)の表現・描写・類語(味・歯触り・舌触りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
口の中が酸っぱくなって百面相の稽古みたいになる
福永 武彦 / 草の花 amazon
酸っぱいものを食べた後のように、歯がじんと浮いてきた。
林芙美子 / 新版 放浪記
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「味・歯触り・舌触り」カテゴリからランダム5
両眼をほそめて、ぺろりと食べてしまう。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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