TOP > 食べ物表現 > 果物(フルーツ) > ドリアン


カテゴリ検索 単語の意味
ドリアンを船のへさきに置いて夜釣りに出かけると、南シナ海の、太古の闇の、ねっとりとした蒸暑さの中に、あの芳烈な香りが馥(ふく)いくと立ってきて、ちょうどいい女が裸でへさきに坐っているかのような気分にとらわれたりしたものである。
開高 健 / 小説家のメニュー 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
ドリアン
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
馥郁(ふくいく)
芳烈(ほうれつ)
蒸暑(じょうしょ)
馥郁・・・いい香りが漂っているさま。「馥」は訓読みで「かお(り)」「かお(る)」「かんば(しい)」と読める。「郁」は訓読みで「かぐわ(しい)」と読める。
芳烈・・・芳(かんば)しさ(=香り)が烈(はげ)しいこと。いい匂いを鼻に強烈に感じること。
蒸暑・・・蒸し暑いこと。溽暑(じょくしょ)。
ここに意味を表示
ドリアンの味、おいしさを伝える表現・描写(果物(フルーツ)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
いがいがのフットボールの球のようなものがならんでいた。それがドリアンと聞いて
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「果物(フルーツ)」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
果物(フルーツ) の味・おいしさの表現の一覧 
食べ物表現 大カテゴリ
表現の大区分