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深い森の奥で巨木を打つ木こりの斧の音がこだまするように、澄んだ高い音が夕闇に沈みかけた古い館の内外に震えながら尾を引く
日野 啓三 / 抱擁 作品を確認(amazon)
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こだま・やまびこ・反響する
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単語の意味
夕闇(ゆうやみ)
木霊・谺(こだま)
夕闇・・・日が沈んで、月が出るまでの間の薄い暗闇。夕方、月がなくて暗いこと。
木霊・谺・・・1.木に宿る霊。木の精霊。
2.(1が応えるものと考えられて)音や声が山や谷などの側面ぶつかって跳ね返ってきて聞こえる現象。山彦(やまびこ)。
2.(1が応えるものと考えられて)音や声が山や谷などの側面ぶつかって跳ね返ってきて聞こえる現象。山彦(やまびこ)。
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小林多喜二 / 蟹工船
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言葉が耳の中でシンバルの連打のように響く
勝目 梓 / 日蝕の街 amazon
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