時までが凍りついたような底冷えの寒さ
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寒い・冷気・凍える
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単語の意味
底冷え(そこびえ)
底冷え・・・体の芯まで冷え込むこと。また、そのようなきびしい寒さ。特に、寒い日の放射冷却や室内における空気の循環の悪さのために、冷たい空気が地面や床にたまり、足元から全身が冷えることをいう。
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寒い・冷気・凍えるの表現・描写・類語(気温のカテゴリ)の一覧 ランダム5
十本の指から血がほとばしって出そうなこの肌寒さ
林芙美子 / 新版 放浪記
道に出ると、涼しい空気が、顔と胸に当った。空の星もずっと多くなっている。すると今までの虚脱した気持が、少しずつふるい落ちてゆくような心になった。弛緩したものが何か冷たい風みたいなものに当って凝固してゆくような状態に似ていた。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
今日は何か温かいものが食べたいものなり。
林芙美子 / 新版 放浪記
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「気温」カテゴリからランダム5
体は 隅々 まで冷たい。あまりにも冷たいので、私は彼女をこの両手のひらに包み込んでやりたいと思う。
吉本 ばなな / とかげ「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
着物の上からゾクゾクと寒さが刺し込んできて、雑夫は皆唇をブシ色にして仕事をした。
小林多喜二 / 蟹工船
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