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眠りに落ちるほんの一瞬だけ、孤独も明日への倦怠もすべて忘れて、身体がスッと軽くなって、布団の感触が気持ち良い、眠れるだけで幸せと思える瞬間がくる。手足がぽかぽか暖まり、許された、解放されたと思える伸びやかなあの瞬間が訪れるのを、布団を顎まで掻き寄せて待つ。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 ページ位置:83% 作品を確認(amazon)
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眠りに落ちる・寝つく
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前後の文章を含んだ引用
......の良い静かな寝室が続いているかのように思えた。実際にはトイレがあるだけだったが、廊下の奥には別のひとの部屋がつながっていると想像することで、だいぶ慰められた。 眠りに落ちるほんの一瞬だけ、孤独も明日への倦怠もすべて忘れて、身体がスッと軽くなって、布団の感触が気持ち良い、眠れるだけで幸せと思える瞬間がくる。手足がぽかぽか暖まり、許された、解放されたと思える伸びやかなあの瞬間が訪れるのを、布団を顎まで掻き寄せて待つ。今日私がしたことは、夕方ごろに起きて一度も外に出ず、何もしていないのに疲れている身体を動かせなくなって真夜中に布団に入り、眠くなるのを待っただけ。 朝陽が昇りカ......
単語の意味
倦怠(けんたい)
身体(しんたい)
顎・頤・腭(あご)
倦怠・・・1.同じ物事が長く、もしくは何度も続いて、いやになる。飽きて嫌気が差すこと。
2.体や心がだるいこと。「倦怠感」
身体・・・人のからだ。肉体。
顎・頤・腭・・・1.口の上下の、歯の生えている部分で、話したり物を噛んだりするのに役立つ器官。
2.下あご。頤(おとがい)。
3. 釣り針の先に逆向きにつけた返しのこと。釣り針のかかり。鐖・逆鉤・逆鈎(あぐ)。
4.機械や道具などで、物をつかんだり引っ張ったりする開閉部分。
5.食事。食料。まかない。食費。
6.口をきくこと。物言い。おしゃべり。
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眠りに落ちる・寝つくの表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
体の奥がむずがゆくなってきて、竜夫はまたしばらくまどろんだ。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
おびただしい疲労が彼の瞼を重くした。
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon関連カテ疲れる・疲労感眠りに落ちる・寝つく
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平和で記号的な眠り
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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