(夜霧)霧がたっぷりと月光を含み、羽二重のようにほの白く光っている
山手 樹一郎 / 山手樹一郎作品集〈第6巻〉久楽屋の娘 作品を確認(amazon)
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日差し・太陽光
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単語の意味
羽二重(はぶたえ)
月光(げっこう)
羽二重・・・1.織物の一種。タテ糸、ヨコ糸、共に撚りをかけずに平織りで織り上げた白生地。美しい光沢がある。
2.きめが細かくて、白くて滑らかなこと。「羽二重もち」「羽二重はだ」
2.きめが細かくて、白くて滑らかなこと。「羽二重もち」「羽二重はだ」
月光・・・月の光。
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日差し・太陽光の表現・描写・類語(晴れ・曇りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
曇った空からにじみ出た陽が、むしあつい靄のように古い町並に立ちこめていた。
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
静かな蒼空は、澄んで、幅広い白金のような日光を漲らして
梶井 基次郎 / 三等船室「筧の話」に収録 amazon
木の葉を洩れた日光の白い片が、その海の小魚のように隆の肩や、枝にかけた手に戯れた
野上 弥生子 / 哀しき少年「野上弥生子短篇集 (岩波文庫)」に収録 amazon
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「晴れ・曇り」カテゴリからランダム5
窓の外には一九七四年四月のぼんやりと曇った空が広がっていた。雲は平板でつぎめひとつなく、まるで空にすっぽりと灰色のふたをかぶせたように見えた。
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
段々陽のさしそめて来る港町
林芙美子 / 新版 放浪記
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