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長引いた黄昏のような物寂しい人生
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冴えない、ぱっとしない人生
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単語の意味
物寂しい(ものさびしい・ものさみしい)
黄昏(たそがれ)
物寂しい・・・なんとなく寂しい。小寂しい。うら寂しい。「物」は、なんとなくそういう感じがすることを表す。
黄昏・・・1.夕暮れ。夕闇。日が沈んで、月が出るまでの間の薄い暗闇。暗くなって顔の区別ができないので、「誰そ彼(たそかれ)」つまり「お前は誰か」と尋ねるのが由来。
2.ピークの状態を過ぎてだいぶ衰えたころ。
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今までの人生、うまく行ってると言える? なにひとついいことがなかったのは、おまえが間違ってるからだよ。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
年老いて死を迎えようとした時に一体僕に何が残っているのだろうと考えるとひどく怖い。僕を焼いた後には骨ひとつ残りはすまい。《…略…》祖母が死んだ夜、僕がまず最初にしたことは、腕を伸ばして彼女の瞼をそっと閉じてやることだった。僕が瞼を下ろすと同時に、彼女が79年間抱き続けた夢はまるで舗道に落ちた夏の通り雨のように静かに消え去り、後には何ひとつ残らなかった。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
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林 芙美子 / 松葉牡丹「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
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村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
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横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
自分の年齢を考えた。あと半年で四十一歳になる。時間が限られているという事実が、心に重く伸しかかった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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有島武郎 / 或る女
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